雨漏りした部屋の壁紙張替えは火災保険がおりますか? |
横浜で独り暮らしをしていた祖母が入院することになり、両親と私とで入院の付き添いやお世話などをしました。我が家からは車やバスで15分と近いため平日は母が、週末は父や私も顔を出すようにして寂しくないようにしてきました。祖母の家に荷物を取りに行かなくていいよう、ある程度の荷物は我が家に運んでいました。祖母の家は小さな2階建てですが、2階はほとんど物置状態でしたし、泥棒が入っても取るものはないと祖母が言うままの状態なので様子を見に行くこともしていませんでした。大きな台風が2週続けて上陸した週明け、母が祖母からの頼まれ物を取りに祖母の家に行きました。2階の一部屋が水漏れしていて天井がふやけており、床は水浸しだそうです。タンスの上に置いていた人形も濡れていて、元々古かった壁紙も明らかに浮き上がっている箇所があるようです。水浸しの床や家具の掃除だけして母が帰宅しました。 質問があるのですが、屋根の水漏れ修理や水浸しになった部屋の家具を廃棄する費用、壁紙張替え工事をする場合、全て火災保険で全て処理できるでしょうか?かなり費用がかかりそうなので困っています。 |
水害に関する損害補償の範囲は保険会社により異なります |
住宅火災保険が補償・カバーする損害は火災・落雷・破裂・爆発・風災・ひょう・雪災にて、損害額が20万円以上の場合とされています。水災に関する補償には一定の条件があり、床上浸水もしくは保険価額の30%以上の損害を受けた場合が対象です。新型の火災保険の中には水災の保証限度額や範囲を広げているタイプもあります。雨漏りの原因が風災によるものであれば火災保険の対象となるため、屋根修理業者へ相談してみましょう。築年数が経過した家で自然災害による雨漏りであることを主張するためには明確な根拠を示さなくてはいけないため、火災保険での保険申請に慣れている業者を探すのがおススメです。火災保険を建物と家財それぞれにかけている場合は両方が補償対象になりますが、建物だけの場合は家財に被害を受けても補償されません。さらに、火災保険は代理人申請が不可な保険ですので、加入者本人が申請しなくてはいけないことも重要なポイントです。加入されている保険の補償範囲についてまずは確認してみましょう。 |