部屋ごとに異なる壁紙を選ぶと、どうしても余った壁紙が無駄になるためコスト的に高くなるのは事実です。しかし、部屋ごとに向いている壁紙は存在していることは事実で、見た目でも各部屋に異なる色や柄を選ぶと楽しむことができるメリットも得られます。
たとえば、トイレや洗面所などの水回りには、防水や消臭、防菌、防汚などの機能が備わった高機能な壁紙がおすすめです。そうすることでお手入れもしやすくなります。
また、狭い空間には淡い色や小さな柄を選択することにより、より広く見せる効果があります。トイレなどの一時的に使用する空間だと、長い時間滞在するリビングなどには思い切って使用できない色や柄の壁紙を使用しやすいので、冒険してみてもよいと思います。
キッチンにも防水や防汚、消臭機能を備えた壁紙を使用することがおすすめです。水はねや油飛びのお手入れが楽になります。
キッチンの壁紙は、冷蔵庫などの大型家電と合わせることもポイントです。オレンジや黄色などの暖色系の壁紙は、食欲を増進させたり料理を引き立たせたりする効果があるのでおすすめです。
リビングには、飽きのこないシンプルなデザインの壁紙を選ぶ人が多いです。白やベージュなどの壁紙は、部屋を広く見せて開放感を与えてくれる効果があります。
ソファーなどの家具やカーテンに色を合わせるのもポイントです。広い空間にはアクセントクロスを用いたり、壁一面だけにデザイン性のあるものを使用したりするのもおすすめです。
寝室には、落ち着きのある色を選ぶことで良質な睡眠をとれる効果を得られます。オフホワイトやベージュ、ブラウンなどの淡い色がおすすめです。