お子さんがある程度の年齢になっていれば本人が好きなクロスを選ぶのが最善の方法だと思いますが、自分で選択できない年齢なら、健康に配慮することも大事なポイントとなります。
最近ではアレルギーを持つお子さんも増えているため、素材に注目する必要があります。クロスにはたくさんの種類があって、アレルギー対策に有効なものもラインナップされています。
クロス自体にはアレルギー成分が使用されていなくても、クロスを貼り付ける接着剤に有害物質が含まれていることもあるので、その点も施工業者に確認しておきましょう。
小さなお子さんが利用する部屋のクロスは汚れやすいので、汚れや傷に強い素材を選びましょう。小さな子どもはクロスに落書きをしてしまうこともあります。そのことを想定して、クレヨンなどで書いた絵や文字を簡単に消すことができる商品も販売されています。
子供部屋をお洒落にしたいなら、アクセントクロスの利用もおすすめです。アクセントクロスは、部屋の壁紙4面のうち1面だけを違う色や柄にしてアクセントをつける手法です。これは子供部屋以外にも有効活用できます。子供部屋にはキャラクターが描かれたクロスもおすすめです。
子供部屋のクロスを選ぶ際には、色もとても重要なポイントです。基本的には白や淡い色を選択しましょう。可愛さを狙ってビビットカラーを選択する方も大勢いるようですが、クロスの色を濃くすると部屋全体に圧迫感が生まれてしまい、安眠妨害や集中力の低下につながってしまいます。
パステルカラーを選ぶことは、子どもらしい雰囲気になりやすいのでおすすめです。
白色のクロスは家具などとも相性が良い定番カラーですが、水色などのブルー系は空間に清潔感と爽やかさを与えて集中力を高める効果もあります。グリーンには集中力を高める以外にもリラックス効果もあるとされています。女の子の部屋には淡いピンク色のクロスもおすすめで、可愛い雰囲気の部屋にできます。