DIYでクロスを貼替し、失敗して後悔する方は大勢います。失敗しないためには事前に原因と失敗しないための対処法を学んでおきましょう。
素人がクロスを貼替すると、下地とクロスの間に空気が入ってしまうことがよく起こります。空気が入るのは作業に慣れていないことが原因で、この失敗を防ぐためには道具を上手に利用することがポイントになります。
ヘラや撫バケと呼ばれて道具を使用して、とにかく空気が入らないことを意識して丁寧に作業を進めましょう。それでも空気が入った場合は、クロスにカッターでわずかな切れ目を入れると空気を抜くことができます。
素人がクロスを貼替すると、表面が凸凹になるという失敗もよく起こります。これは下地が平らになっていないことが原因です。この失敗は下地処理をしっかり行うこと防げます。
下地を平らにするにはパテを使用すればよく、小さな穴などをパテで埋めて平らにしてください。
柄もののクロスに貼替する場合は、柄がズレてしまい見栄えが悪くなる失敗が起きることもあります。特に大きな柄の場合は目立ってしまうので注意が必要です。
この対策としては、慎重に作業を行う他にも、失敗したときのことも考えて事前に多めのクロスを購入しておくことが大事になります。
他にも、クロスは上手く貼替できても、仕上がりがイメージと違ったという失敗が起きることも多いです。この失敗を防ぐには、できるだけ大きなサンプルを取り寄せることが大事になります。実物を見ないでクロスを通販などで注文すると起こりやすい失敗でもあります。
新しいクロスに貼替したら、交換しない古いクロスの汚れが目立つということもよくある失敗なので、他の部分の劣化についても事前にしっかり確認しておきましょう。