狭い面積のクロス貼替費用が高い理由は何ですか? |
私の父は手先が器用で日曜大工は何でもこなせる人でした。何かあると簡単に直してくれましたし、近所の人も何かあれば父に相談に来るなど、業者の人に頼むことなく解決できていました。室内の壁紙クロスの貼替も色が褪せてきたタイミングで父と兄が協力してやっていましたし、私が中学生になった時に初めて自分の部屋をもらった時は私好みな花柄の壁紙に変えてくれたことがすごくうれしかったのを覚えています。父が2年前に亡くなってからは家の中で修理が必要な時に出来る人がいなくなってしまいました。兄は横浜の自宅から東北へ仕事の都合で引っ越し、年に二度帰省する程度です。トイレと日当たりのいい居間の壁紙がかなり変色して、トイレはクロスの端がめくれているので貼替しないとひどくなる一方です。そこで先日業者のホームページを見たところ、狭いトイレの貼替料金がとても高いことに驚きました。面積が狭いほど安いと思っていたので疑問です。業者に頼んだことがないのでそれが普通なのかもしれませんが、貼替料金がどのように決まるかご存知でしたら教えて下さい。 |
狭い空間での施工の難しさから割高になる傾向があります |
壁紙には安価な量産用クロスやデザイン性、機能性に優れた一般クロスなど非常に沢山の種類があります。どのクロスを使用するかで費用は大きく変わります。他に工事費用、廃材処理費、下地処理などの費用が加わり最終的な金額が決まります。 工事にあたってはどの部屋の壁紙を変えるのかで施工費用が違い、基本的に施行面積が広いほど費用は高くなります。トイレや洗面所などの施行面積が小さい場所はどうかというと、面積が小さい分壁紙の使用量は少ないですが、作業のしづらさによる効率の問題で費用が高くなる傾向にあります。また、壁紙の劣化がひどい場合には壁の穴の修理や下地処理などの料金が別途発生することも覚えておきましょう。そして、クロス貼替の料金は家具が置いていない状態の金額であるのが一般的です。家具が置いてある場合は移動費用や養生費が別途かかりますので注意が必要です。以上を踏まえて複数の業者に相見積もりを取られてはいかがでしょうか。 |